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那須ファーム 産直たまご〈ぴよっこ〉の鶏の飼料について

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前回の那須ファーム便りでは、産直たまご〈ぴよっこ〉の衛生管理について簡単にご紹介しました。GPセンターHACCPシステムに則って、徹底した衛生管理と温度管理のもと出荷される〈ぴよっこ〉は、安心して生食していただける安全なたまごとして首都圏のデパートやスーパーでお取り扱いいただいています。


卵かけご飯や、これからの季節はすき焼きなど、日常的にたまごの生食をされる方は多くいらっしゃると思います。たまごが生食できるというのは、一見当たり前のことのようですが、日本以外の他国ではあまり見かけません。つまり卵かけご飯などのたまごの生食は、日本特有の文化とも言えるかもしれません。また、それだけ日本のたまごがそれだけ安全なものであるという証でもあるのです。


一方で、たまごの生食が苦手という方も少なくありません。意外なことですが、たまごが苦手という方はシニア層にも多くいらっしゃいます。「たまご特有のクセや生臭さが苦手で、卵かけご飯はもう何十年も食べていない」というお話を伺うことも少なくありません。


このようにトラウマ的にたまごの生食が苦手という方にも是非お試しいただきたいのが、那須ファームの産直たまご〈ぴよっこ〉なのです。

もちろん、たまごに限らず人の味覚は主観的なものなので、一概に「ぴよっこの味は〇〇です!」と断言することはできませんが、〈ぴよっこ〉をお召し上がりいただくお客さまには「クセや臭みが少ない」「ぴよっこなら卵かけご飯ができる」「他のたまごはもう食べられない」というお声をたくさんいただきます。

では、なぜ〈ぴよっこ〉は、クセや臭みが少ないと感じる方が多いのでしょうか。


たまごの味にはさまざまな要因が影響しますが、鶏が食べる飼料の影響が大きいと思います。一般的に、鶏が食べる飼料の主原料はとうもろこし。産直たまご〈ぴよっこ〉には、とうもろこしと併せて、熊本県下の休耕田を活用して栽培したお米(もみ米)を給餌しています。


その他、とうもろこしは遺伝子組み換えではないものなど、こだわりの単味原料を、鶏の成長や季節を考慮して農場で自家配合したものを与えています。だから、原料ひとつひとつについて、産地はもちろん、経由港や保管場所などについてトレースすることができます。また、黄身の色を濃くするための着色剤は使用していません。


つまり、産直たまご〈ぴよっこ〉では、たまごの味や風味を操作するのではなく、あくまで鶏の健康を増進し保つことを目的に飼育をしています。〈ぴよっこ〉は、あくまでその結果なので、前述したような味のご感想をいただけるのだと思います。(もちろん、ぴよっこ以外の那須ファームのたまご全てが同じように生産されています)


そして、鶏の健康を増進する飼料の工夫のひとつとして、那須ファームでは上記飼料の他に有用微生物を配合して給餌していることも挙げられます。ここで言う、有用微生物とは人間にも身近なものだと納豆菌の一種である枯草菌や乳酸菌などのこと。鶏の体内を、このような"いい微生物"たちで満たしてあげることで、サルモネラ菌などの"悪い菌"が入る余地をなくし、体内から鶏の健康を守っています。


有用微生物を給仕する効果は、たまごの品質向上にも大きく寄与します。たまごの鮮度を表す指標の一つであるハウユニットが向上し、生臭さが改善される効果が確認されています。


有用微生物については、またあらためて、那須ファーム便りでご紹介したいと思います。


産直たまご〈ぴよっこ〉をはじめ、那須ファームで飼育される鶏は、このように食べるものからしっかりと健康管理されており、そのたまごは、しっかりと衛生・温度管理された状態でお店の店頭、そして皆さまの食卓に届きます。先述のとおり皆さまがお召し上がりになる〈ぴよっこ〉の味や風味、黄身の色はその結果なのです。


卵かけご飯なんてもう何年も食べていない、という方。もちろん、毎日のように卵かけご飯を楽しんでいるという方も、ぜひ熊本 那須ファームの産直たまご〈ぴよっこ〉を一度手にとってお試ししてみてくださいね。

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