Q)なぜ、お米のたまごを作ろうと思ったの?
A)休耕田を活用し、エサの地産地消へ!
"宇城地域の休んだままになっている田んぼ(休耕田といいます)を有効活用したい"、"この休耕田を活用し、お米を育て、できたお米を鶏のエサにできないだろうか?"そうすればエサも安全安心な地産地消に!"ということでスタートしたのが「飼料用米夢挑戦プロジェクト」なんだ。農家の皆さんをはじめ、宇城市の小学生や県立大学の学生さん、・・・地域のいろんな人たちがこのプロジェクトに参加してくれたんだよ。
● 休耕田の活用で農業の活性化
休んでいる田んぼを有効活用、日本の農業を明るく元気に!
● エサも地産地消で食料自給率アップ!
農林水産省の発表(2008)によると、日本の食料自給率(カロリーベース)は41%。この数字はほかの国に比べると低いんだ。低いということはたくさんの農産物を外国から輸入しているということ。エサも宇城で育てれば、日本の食料自給率アップにもつながるんだよ。
● フードマイレージを減らすと環境にいい!
フードマイレージとは食料・原材料の輸送距離のこと。食料・原材料の生産地と消費地が近ければフードマイレージは小さくなり、遠ければ大きくなるということ。なるべく国産のもの、近くでとれたものを使うことで、CO2(二酸化炭素)を減らすことができるんだよ。
●鶏のフンを土の栄養に!
お米のエサを食べた鶏のフンは、お米を育てる時の肥料に使っているんだ。このプロジェクトはすべてのことがつながる、環境にもヒトにもやさしい「資源循環型農業」を実現しているんだよ。