TOP>たまごからたまごまで>5.GPセンターについて~集卵からパックまで~


5.GPセンターについて~集卵からパックまで~

GPとはGrounding&Packingの略、「選別してパックする」という意味です。
卵は、成鶏舎の集卵コンベアーでこのGPセンターに運ばれてきます。
GPセンター併設の農場の卵は、スイッチを入れて早いものだと5分、遅くても25分で全てここに届きます(本社農場の卵でも70分以内で)。
産卵からパック詰めまで、365日その日のうちに完了。那須ファームが新鮮な卵をお届けできる理由がここにあります。

GPセンターの作業工程

GPセンターでのプロセス

(1) 卵がGPセンターに届きました。

(2) 傷があるもの、B級卵などを取り除きます。

(3) 卵の表面についている汚れをきれいに洗い落とし、次亜塩素※1温水殺菌します。

(4) 風力を使って一気に乾燥させます。

(5) 再度、検卵。透光検卵といって、暗い部屋で卵の下から光りをあて、目に見えづらい傷などをチェックします。

(6) 紫外線殺菌で再度殺菌※2をします。

(7) 計測し、サイズ別に分けます。

(8) パック(サイズ別・定重量)やダンボールで包装します。

那須ファームでは、このGPセンターもHACCP方式を採用し、(3)の洗卵・次亜塩素温水殺菌する部屋と、(4)以降の乾燥・再度の紫外線殺菌・包装部門は別室に。衛生管理を徹底しています。

GPセンター内の環境

まず、卵を取り扱うスタッフの衛生管理を徹底しています。
センターに入る前には必ず消毒済みの靴に履き替え、消毒済みの衣服に着替えます。そしてヘアキャップを着用し、手を消毒します。
搬入資材は持ち込む前にすべて、消毒室にてオゾン殺菌をしています。

※1 水道水の殺菌などに使用されているもの。鶏卵は食品衛生法において150ppmの次亜塩素酸ナトリウム溶剤で洗浄することが基準とされています。ただし、無洗卵で流通させる卵にはこの(3)の工程は含まれません。

※2 紫外線殺菌は、無洗卵流通の対応としても機能しています。

もどる

つぎへ



 

ページTOPへ